香港故宮博物館では、北京にある故宮博物院から借り受けた貴重な芸術品を900 点以上展示。これまで一般公開されたことのない多くの宝物が、ここ香港で初めて鑑賞できるように。中国の芸術と文化、世界の芸術と宝物を特集する特別展を定期的に開催しています。
特別展 ギャラリー8:「Gazing at Sanxingdui: New Archaeological Discoveries in Sichuan」展(2023年9月27日〜2024年1月8日)
香港故宮博物館と四川文化機関が共催する特別展「Gazing at Sanxingdui: New Archaeological Discoveries in Sichuan」。3か月半にわたるこの特別展では、四川省にある三星堆遺跡での最新の考古学的発見を特集。2,600~4,500年前の青銅や玉、金、陶器など120点と、一級国宝23点が公開されます。これらのほぼ半数が2020〜2022年にかけて三星堆遺跡で行われた発掘調査で発掘されたもので、現在三星堆博物館の新館に展示されている出土品のほか、四川省外で初めて一般公開される出土品も多数展示されています。
ギャラリー9:「Botticelli to Van Gogh: Masterpieces from the National Gallery, London」展(2023年11月22日〜2024年4月11日)
香港故宮博物館とロンドンのナショナルギャラリーが主催する「Botticelli to Van Gogh(ボッティチェリからゴッホまで)」では、400年以上にわたる西洋美術史の中でも特に大きな影響を与えた、ボッティチェッリ、ラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、レンブラント、ゴヤ、ターナー、コンスタブル、モネ、ゴッホなど、50人の芸術家による傑作52点を展示予定。